小説家って儲かるの?

2017年10月6日

小説家は当たれば大きい、外せば貧乏な夢のある職業です。しかし夢だけでは現実を生きていくことはできず、どうしてもお金は必要です。実際のところ平均的な小説家がどれくらい稼げているのかを調べてみました。ついでに小説業界に関するあれこれも語っておきましょう。

小説の売り上げ

様々な娯楽がデジタル化している中で、小説の売り上げはどのように推移しているのでしょう。下記のサイトでは出版物の売り上げ推移をグラフ化してまとめてあります。それによると2006年で2700億円だった文庫本の売り上げは、2015年には2000億円を切っています。売り上げが25%も落ちているので、雑誌ほどではありませんが、文庫本も凋落の傾向にあるようです。

出版物の分類別売上推移をグラフ化してみる(2016年)(最新)

ビジネスを始める上で自分の立ち位置を決めることはとても重要です。落ち目の業界ではいくら頑張っても大金を稼ぐことはできません。紙の本の売り上げは落ちているので、小説家として一儲け狙いたいならネットを活用する必要があります。ただネットの小説家投稿サイトも星の数ほどの小説が毎日投稿されるので、その中を勝ち抜くのは難しいですが。

小説家の年収は?

結論から言うと平均的な小説家の年収は100万円から300万円です。ただコンスタントに300万円の収入を維持するには、面白い小説を書き続けないといけません。文章が書けなくなったら途端に無収入になります。だからこそ作家の多くは兼業として働きながら小説を書いています。

小説が売れない理由

小説が売れなくなった理由は無料のデジタルコンテンツが増えたからです。Youtubeや個人ブログ、スマホゲームなどお金を使わない娯楽が数多く存在し、スマホさえあれば簡単に手が届きます。また今では「小説家になろう」を代表する小説投稿サイトも誕生し、無料で小説を読むこともできます。有料で小説を販売している人たちはある程度お客を奪われたのではないでしょうか。

これから小説家はどうするべきか?

現代人はネット上のコンテンツを無料で享受できると考えており、初めから有料のコンテンツにはますますお金を使わなくなっています。インターネットによるフリー経済が浸透しているわけですね。

無料コンテンツで露出を増やす

もしこれから小説家として成功したいなら、まずはコンテンツを無料化して露出度を上げることが先決です。そのあとで物語の続きや外伝などを有料で販売するのがいいでしょう。消費者は面白いかどうかもわからないものにお金を使いたくありません。無料で見せて面白いことを確認させた上で、お金を落とさせるのが良いでしょう。

これからは小説の価値がどんどん下がってフリーに近づいていきます。小説が売れないのは既存の方法にこだわり、ジリ貧になっているからだと私は考えます。フリー経済・フリービジネスに関しては下記の本を読むことをオススメします。分厚い本ですが、これからのビジネスを考える上でとても重要な情報が詰まっています。

ブログでアピールする

小説家なら自分で無料の広告媒体を作ることもできます。副収入ついでにブログやアフィリエイトを初めてみてはどうでしょうか。自分のサイトに小説の広告を貼れば、見に来てくれる人も増えるはずです。

一つ例を持ち出すと、私がたまに訪れているブログ「デマこい!」ではライトノベル「女騎士、経理になる」が宣伝されています。ごくごくたまにすごくいい記事を書くので定期的に訪れています。広告は結構派手に宣伝されており、ラノベに疎い私でもタイトルを覚えてしまいました。

また小説家としての文章力があれば、質の良いサイトも作れるはずです。そっちの方が儲かるならブロガーやアフィリエイターに転身できます。もちろんその傍らで小説を書くこともできるでしょう。ネットビジネスなら小説家とネット事業者の二足のわらじも実現できます。特にこれからは雇用も不安定になり、社会保障も満足にもらえる保証はありません。できるだけ収益の柱は多い方がいいです。

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