とどまるためには全力で走らなくてはならない


皆さんは赤の女王仮説というものをご存知でしょうか?

これは鏡の国のアリスの登場人物である赤の女王が発したものです。セリフは「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない」で動物が遺伝子的に生き残るには進化し続けなくてはならない、という仮説に対する比喩です。

進化しないと絶滅する

例えば、ライオンなどの肉食動物は生き物を効率よく捉えるため、足が速くなるように進化します。一方のシマウマなどの草食動物も捕食者から逃げ切るために視界を広くして敵をすばやく察知できるように進化します。どちらも進化を止めれば、絶滅してしまいます。

人間も進化が必要

これと同じことが人間社会にも言えるのではないでしょうか。例えばインターネットの普及で私たちの生活はより快適になりました。しかしその変化に対応できず苦境に立たされている会社や労働者も数多くいるはずです。

出版業界の停滞

例えば出版業界はここのところ衰退の一途をたどっています。理由はいろいろあるでしょうが、ネットを通じて無料で良質な情報にアクセスできるようになったのもその一つではないでしょうか。

翻訳業界の停滞

翻訳家も単価報酬の激減に苦しんでいます。そこそこのクオリティで良いのなら、今やクラウドソーシングを使えば、10分の1くらいのコストで簡単に翻訳を発注できます。

他にも例をあげたらきりがありませんが、これからはネットの普及、少子高齢化、人口減少、日本経済の縮小など避けることのできない環境の変化が生じます。そうした環境に適応できなければのたれ死んでしまうでしょう。

正社員は進化の必要がない

しかし進化をしない人種もいます。それが正社員です。正社員は一度なってしまえば解雇のリスクもなく、年をとるだけで給料が上がるので、生産性を高める必要がありません。

彼らは考えているのはお金を稼ぐことではなく波風立てずに会社に居座ることだけです。そして会社の業績が悪くなっても、職を失った後のことを全く考えていません。ネットを使ってお金を儲ける方法はたくさんあるのにです。

私も正社員として働いていた頃は時間が止まった世界にいるように感じられました。誰も新しい提案をせず、効率や生産性を高めようとはしません。

上司に何かを提案しても面倒がって一蹴されるのがオチでした。目まぐるしく世界が変化しているのに職場だけは進化する気配がないのです。

独立すれば追いつけるかな

今は独立して電子書籍やブログを作り、様々な知識を得ています。ネットの世界は広く、知れば知るほどビジネスの可能性を見出せます。ようやく時代の変化に追いついたかなとは思っています。


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