私たちの物欲がなくなっていく理由について

2017年10月6日

私は以前と比べて自分の物欲がなくなっている気がします。新しくものを買うにしても、本当に必要かどうかよく考えてから買うようにしています。部屋に物が多いと気分が落ち着かなくなり、逆に物を減らすと心理的に快適になります。今回はこの物にこだわらなくなった価値観とその変化の理由についてお話しします。

価値観の変化

一昔前は高い物を所有することが一種のステータスになっていました。大きな一軒家を買い、高級車に乗り、ブランドの服を着こなす人は羨望の的でした。しかし今は「自分の必要にあったものがあればそれでいい」という価値観に変化しています。車はシェアリング、スマホは中古、服はユニクロ、ゲームはソシャゲー、というふうに最小限の出費で必要を満たすケースが増えています。

今は所有することに満足を見出す「モノ消費」から満足のいく体験のできる「コト消費」へとニーズが変化しています。物を所有する時代は終わりを告げ、これからはレンタルやシェアリングのビジネスが主流になっていくでしょう。

世の中が便利になった

一昔前はオーディオプレイヤー、デジタルカメラ、パソコンにプリンターなど用途ごとに様々な機器を所有していないといけませんでした。しかし今ではスマホ一台あれば大抵のことは済ませられます。音楽が聴けて、動画が見れて、メールが送れて、ネットが見れて、天気予報を確認することだってできます。スマホによって不要となった家電製品は数え切れないほどあるはずです。

デジタルコンテンツの消費に関してはスマホがあれば一通りこなすことができます。写真や書類の印刷もコンビニに行ってプリントアウトすれば、プリンターを所有する必要は無くなります。情報を扱うビジネスは急速に物理的な容量を減らしているのです。

娯楽はネットで十分

少し前まではすごろくやカードゲームなど物理的な娯楽が主流でした。しかし今そうしたゲームはデジタルコンテンツに取って代わられています。スマホのゲームアプリを使えば、ボードゲームやカードゲームなども気軽にプレイできます。ゲームだけではなく、動画や音楽、ブログやサイトなど様々なコンテンツが電子化されており、ネットとデジタルツールだけあればそれらを楽しむことができます。これからは娯楽の電子化はますます拡大し、その一方で物理的な娯楽は急速に消えていくでしょう。

お金を稼ぐのが難しくなった

日本の雇用体系は年功序列で、若者がどれだけ頑張っても大金を稼ぐのは難しいです。最近では大企業を除いて昇給も少なくなっており、以前と比べてお金を稼ぎにくくなっています。安月給のため財布の紐が固くなり、お金をあまり使わなくなったことも、物欲減退の一因となっています。お金に余裕がないと、欲しいものでも我慢するようになり、娯楽にお金を使わなくなります。若者の趣味はブログやソシャゲーなどお金を使わないものにシフトしています。詳しくはお金のかからないコスパの良い趣味・暇つぶしを紹介!という記事を参考にしてください。

必要性がすぐわかる

どんなに優れた商品でも買った人間が実際に使わなければ無用の長物です。世の中には様々な商品が売られていますが、その多くは実生活で必要のないものです。ネットで軽く調べれば、自分の欲しいものが本当に必要かどうかがすぐにわかります。物理的な店舗だと「今買わないとなくなってしまう!」と考えて衝動買いしてしまいますが、ネットなら売り切れたら別の店舗で探せばいいだけです。丹念に探せば代わりの商品もたくさん出てくるので、今すぐに無理して買う必要がなくなります。ネットのおかげで衝動買いがなくなり、部屋に余計なものを溜め込むこともなくなります。

まとめ

物欲がなくなっていくのは、コンテンツの電子化とそれがもたらす生活環境が大きな要因です。その影響を受けていない年配の方々はものを溜め込む傾向が強いです。実際私の両親も部屋にものが多く、それを電子化して便利にしようとは考えません。では若者は物欲がなくなって不幸になったかというと、そういうわけでもなく、物の所有よりも体験に重点を置くようになりました。SNSでの繋がりやブログの創作活動が広まっているのも、その影響なのでしょう。

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Posted by むれ