私たちが肉体労働や単調作業をやるべきでない理由、そのデメリット

こんにちは、むれログのむれです。

私は正社員の営業として勤めていましたが、ストレスが原因で一年くらいで辞めてしまいました。そのあとは電子書籍をブログで稼ごうと考えていましたが、思うように稼げず、食いつなぐためにアルバイトをしていました。どのアルバイトも肉体労働だったので、あまり長続きしなかったです。

今回は肉体労働をするべきでない理由、そのデメリットについてお話しします。その前に私が経験した代表的な肉体労働について述べていきます。肉体労働の具体的なイメージを持った方がデメリットも理解しやすいからです。

プレス作業

私が初めに経験した肉体労働はプレス作業でした。作業内容は、金属製の鋳型に粉状の樹脂を詰めて、それをプレス機で固めることです。最初のうちは誰とも話さずに作業ができるので、自分に向いているかなと思いました。ただずっと続けているとあまりの単調作業に飽きてしまいます。また一日中立ちっぱなしなので、足が痛くなります。

さらに工場で使っているプレス機が古いもので、安全装置がついていません。うっかり指を挟んだままプレス機を動かしてしまうと、指を潰してしまう可能性があります。仕事でブログと電子書籍を作っている私にとって、指を失うことは死を意味します。大切な指に何かあってからでは遅いので、一ヶ月で仕事を辞めることにしました。

ライン作業

次は食品加工工場でのライン作業です。作業内容は、次々と流れてくる食品の中から腐ったものを取り除くことです。作業を見た感じだと、大きなケガをするリスクはなさそうです。ただ実際にやってみると大きな問題に直面しました。あまりにも暇すぎるのです。

暇であることは精神に大きな苦痛をもたらします。うまく言葉にできませんが、実際ものすごく辛いです。いっそのこと目を閉じてサボりたいのですが、そうすると腐った食品を見逃すことになります。考え事をするには数時間の暇は長すぎます。

時給が低いのも相まって五ヶ月くらいで辞めることにしました。プレス作業の時より長続きしたのは、人間関係が良好だったからです。職場環境というものはリーダーの雰囲気で大きく変わるものだなと感じました。確かに人間関係がいい職場なら、いつまでも働いていたいと思いますからね。ただこの職場は賃金が最低レベルで、労働環境も最悪だったので、人間関係がすべてとは言い切れませんね。

ピッキングと組み立て

次の仕事は工場でのピッキングと組み立てです。ピッキングとは、倉庫や棚から部品を取り出して集める作業です。私の働いた工場では、自分の足で歩き回って、部品を調達する摘み取り方式でした。ピッキング作業の良いところは人と話さなくていいこと、そして作業がある程度複雑で退屈しないことです。複雑な作業なら退屈しないだろうと考えて、この仕事に決めたのです。しかし現実は甘くなかったです。

ピッキングの作業は確かにライン作業よりは複雑ですが、ルーティンワークであることに変わりはありません。何度もやると体が覚えてしまうので、脳が退屈します。退屈を覚える仕事はつまらないです。つまらない仕事を速く行うのも無理な話なので、作業が遅すぎるという理由で検品の方に異動になりました。

検品

次は異動先での検品作業です。検品は製品の数が正しいか、製品に不具合がないかなどを確認する作業です。最初にうちは「部品の数を数えて、事務所に伝えるだけか、超簡単だな」と思っていましたが、徐々にやる仕事が増えてハードになってきました。特に20kgくらいの鉄の塊のような部品を運んだ時は、腰が砕けるかと思いました。本当に肉体労働は割りに合わないですね。

この工場では重たい部品はパレットに載せて、フォークリフトで運びます。ただ重たい部品を載せるのも、そのパレットを用意するのも検品の仕事なのです。一般的な木製のパレットの重量は33kg、これを一人で持ち上げて運ばないといけません。本当の本当に割りに合わないですね。時給2000円くらい欲しいです。他の検品はどうなのか知りませんが、重量物の多い工場での検品はやらないことをオススメします。

肉体労働・単調作業のデメリット

以上が私の経験してきた肉体労働です。どれも精神面・肉体面のどちらかで辛く、低賃金なので割りに合いません。次は肉体労働を行うデメリットについてお話しします。賃金が安いだけなんて、そんな生易しい話ではありません。人間の幸福にも関わる重要な事柄です。

退屈が考える力を奪う

肉体労働は総じて作業が単調で、脳への刺激が少ないです。人間の脳も使わないと錆びついていきます。不確定要素の多い接客業や何かを作る仕事ならまだいいのですが、なんども同じことをするライン作業では刺激が少なすぎて脳がマヒします。人間は考えて行動する生き物です。その思考を奪うような仕事は避けるべきです。

奪われた自由

仕事を楽しむための最も重要なもの、それは裁量権です。人はもともと自分で自由に決めたいという欲求があるので、仕事でもその欲求を実現することで高い成果を出すことができます。地位の高い人が仕事で生き生きとしているのも、自分で自由に選択できるからです。逆にルールや上司に従って自由に働けない立場の低い人は仕事の不満を抱えがちです。

単調作業の多くは仕事の内容やペースを会社に一方的に決められているので、個人で自由にできる要素は少ないです。私もそのような仕事をいくつも経験しましたが、狭い檻に閉じ込められて身動きが取れないような不快感を感じました。仕事の自由度は高ければ高いほど、仕事で満足を得られるのです。

得られる情報が少ない

普通の会社員ならいろんな人と関わり、様々な経験を積むことで多くの情報を手に入れます。手に入れた知識を元に新しいビジネスを作ったり、新たなスキルを磨いたりすることも可能です。しかし単調労働では毎日同じことの繰り返しなので、得られる情報は多くありません。情報化社会では持っている知識の量で得られる利益も増えるので、これからどんどん経済的に不利になります。

低賃金

単調労働は誰でもできるので、賃金も低い傾向にあります。低収入ではまともなところに住むこともできず、家族も十分に養うことができないので、不幸な生活を送る可能性がかなり高いです。欲しいものが買えず、我慢を強いられる生活はストレスが溜まります。一度しかない人生をそんな風に使うのは勿体無いので、低賃金の職場には長く留まらないようにしましょう。

スキルが得られない

これは日本の雇用全体に言えることですが、特に肉体労働は転職に有利となるスキルが得られません。肉体労働において労働者は機械のように何も考えずに体を動かすだけなので、頭を使うこともありません。ずっと続けていても得られるものは何もなく、手元に残るのはなけなしのお金だけです。通常の労働市場ではスキルを磨いて様々な経験を積んで人的資本を高め続けるものなのですが、肉体労働を続けても人的資本は低いままです。

ケガのリスクが高い

肉体労働では重たいものを運んだり、危険な機械を扱うことが多く、ケガをするリスクが高いです。例えば重たいものを運んだり、プレス機を扱ったりしているときは、指を挟まないかヒヤヒヤしていました。検品の作業中に移動する時は、フォークリフトとぶつからないように細心の注意を払っていました。

少しの不注意が大怪我を生み出します。仮に指を失ってブログを書けなくなっても、会社はそこまで面倒を見てくれません。肉体労働はケガのリスクを考えると、どうしても割りに合わないのです。

承認欲求が満たされない

人は誰でも「他者から認められたい」という承認欲求を持っています。この欲求が満たされないと、人は自分に対して不安や無力感を感じてしまいます。肉体労働・単調労働は基本的に誰でもできる仕事なので、達成できても褒められることはありません。他人から認められない仕事を続けていると、人は自分は無価値な人間ではないかと自己卑下するようになります。

肉体労働から抜け出すために

以上が肉体労働のデメリットです。続ければ続けるほど、人間としての価値は低下していき、次第に不幸な生活を強いられます。責任が少ない、深く考えなくていい、人間関係が気楽などのメリットもありますが、その条件を満たす仕事ならもっとマシなものがいくらでもあります。

もし肉体労働による地獄から抜け出したいなら、スキルを磨いたり副業をしたりして人的資本を高めるしかありません。人的資本を高める具体的な方法については、今回の記事とは関係ないので書きませんが、そのための本を一冊紹介しておきます。それは橘玲さんの著作「残酷な世界で生き延びるたった一つの方法」です。

この本はそこらへんの自己啓発書とは違って、効率よく経済的に豊かになる方法を遺伝、進化、経済などの観点から具体的に解説しています。もちろんこれを読めばお金持ちになれるわけではないですが、人的資本を高める一助となること間違いなしです。

むれ
むれ
アスペルガーであることを受け入れつつも経済的に自由になるために奮闘するブロガーです。 アスペルガー独特の自由な観点から、様々な記事を投稿します。

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