肉体労働・単調作業をやる10のデメリット

2017年9月14日

私はブログビジネスが軌道に乗るまでの間、低賃金の肉体労働のアルバイトをしていたことがあります。そのどれもが精神的にも肉体的にも辛くもう二度とやりたくないと思いました。今回は肉体労働・単調作業で働くことのデメリットを紹介します。単に低賃金なだけかと思われるかもしてませんが、それ以上に人の精神と尊厳を蝕みます。

労働環境が劣悪

今の時代に肉体労働を伴う物理的なビジネスは大きな価値を生みません。当然そのようなビジネスは儲からないので、労働者の労働環境を整えるだけの資金もありません。トイレは汚いですし、空調設備も整っているところが少ないです。物の配置も危険で、怪我の元になる要素が多いです。とにかく怪我のリスクが一番怖いので、お金が貯まったらすぐに肉体労働は辞めましょう。

退屈が考える力を奪う

肉体労働は総じて作業が単調で、脳への刺激が少ないです。人間の脳も使わないと錆びついていきます。不確定要素の多い接客業や何かを作る仕事ならまだいいのですが、なんども同じことをするライン作業では刺激が少なすぎて脳がマヒします。人間は考えて行動する生き物です。その思考を奪うような仕事は避けるべきです。

奪われた自由

仕事を楽しむための最も重要なもの、それは裁量権です。人はもともと自分で自由に決めたいという欲求があるので、仕事でもその欲求を実現することで高い成果を出すことができます。地位の高い人が仕事で生き生きとしているのも、自分で自由に選択できるからです。逆にルールや上司に従って自由に働けない立場の低い人は仕事の不満を抱えがちです。

単調作業の多くは仕事の内容やペースを会社に一方的に決められているので、個人で自由にできる要素は少ないです。私もそのような仕事をいくつも経験しましたが、狭い檻に閉じ込められて身動きが取れないような不快感を感じました。仕事の自由度は高ければ高いほど、仕事で満足を得られるのです。

得られる情報が少ない

普通の会社員ならいろんな人と関わり、様々な経験を積むことで多くの情報を手に入れます。手に入れた知識を元に新しいビジネスを作ったり、新たなスキルを磨いたりすることも可能です。しかし単調労働では毎日同じことの繰り返しなので、得られる情報は多くありません。情報化社会では持っている知識の量で得られる利益も増えるので、これからどんどん経済的に不利になります。

低賃金

単調労働は誰でもできるので、賃金も低い傾向にあります。低収入ではまともなところに住むこともできず、家族も十分に養うことができないので、不幸な生活を送る可能性がかなり高いです。欲しいものが買えず、我慢を強いられる生活はストレスが溜まります。一度しかない人生をそんな風に使うのは勿体無いので、低賃金の職場には長く留まらないようにしましょう。

スキルが得られない

これは日本の雇用全体に言えることですが、特に肉体労働は転職に有利となるスキルが得られません。肉体労働において労働者は機械のように何も考えずに体を動かすだけなので、頭を使うこともありません。ずっと続けていても得られるものは何もなく、手元に残るのはなけなしのお金だけです。通常の労働市場ではスキルを磨いて様々な経験を積んで人的資本を高め続けるものなのですが、肉体労働を続けても人的資本は低いままです。

ケガのリスクが高い

肉体労働では重たいものを運んだり、危険な機械を扱うことが多く、ケガをするリスクが高いです。例えば重たいものを運んだり、プレス機を扱ったりしているときは、指を挟まないかヒヤヒヤしていました。検品の作業中に移動する時は、フォークリフトとぶつからないように細心の注意を払っていました。

少しの不注意が大怪我を生み出します。仮に指を失ってブログを書けなくなっても、会社はそこまで面倒を見てくれません。肉体労働はケガのリスクを考えると、どうしても割りに合わないのです。

承認欲求が満たされない

人は誰でも「他者から認められたい」という承認欲求を持っています。この欲求が満たされないと、人は自分に対して不安や無力感を感じてしまいます。肉体労働・単調労働は基本的に誰でもできる仕事なので、達成できても褒められることはありません。他人から認められない仕事を続けていると、人は自分は無価値な人間ではないかと自己卑下するようになります。

労働者の質が低い

こんな言い方をするのは不適切かもしてませんが、肉体労働者は頭脳労働者に比べて、精神的に劣っている傾向があります。肉体労働者の多くは、怒りっぽく、理不尽で、不合理で、頭が弱く、人を無自覚に傷つけ、向上心が希薄です。こうした人間に関わっても、こちらにプラスになることはほとんどありません。ハズレの労働者が近くにいる場合は、できるだけ距離を置いて、必要最低限のお金を貯めたら、すぐに仕事を辞めるのが賢明です。今の時代、仕事なんて選ばなければ腐るほどありますから、こんなことで惨めな思いをするのは馬鹿げています。

仕組みが非効率でストレスフル

こんなことを言うのは申し訳ないのですが、肉体労働に従事している人間は難しいことを考えるのが苦手な傾向があり、業務の効率化をあまり考えません。少し労力をかければ便利になるものでも、面倒がってそのままにしておくことが多いです。本来なら業務改善のポストを用意して頭脳明晰な人を短期間雇えばいいのですが、日本では正社員を主とした職能給が採用されており、このような雇用の方法は少ないです。

そのため効率を重視する人間が肉体労働をすると非常にストレスが溜まります。ここはもっと便利にできるのに、こうすればもっと無駄な労力を減らせるのに、と思うことがよくあり、それが実現できないことを歯がゆく思うからです。効率重視の人は労働裁量性の高い頭脳労働をするべきです。その方が裁量性も高く、仕事を効率化するほど賃金が上がりますから。最も今の日本の硬直した労働市場にそんな仕事がどれほどあるのかは知りませんが。

肉体労働から抜け出すために

以上が肉体労働のデメリットです。続ければ続けるほど、人間としての価値は低下していき、次第に不幸な生活を強いられます。責任が少ない、深く考えなくていい、人間関係が気楽などのメリットもありますが、その条件を満たす仕事ならもっとマシなものがいくらでもあります。

もし肉体労働による地獄から抜け出したいなら、スキルを磨いたり副業をしたりして人的資本を高めるしかありません。人的資本を高める具体的な方法については、今回の記事とは関係ないので書きませんが、そのための本を一冊紹介しておきます。それは橘玲さんの著作「残酷な世界で生き延びるたった一つの方法」です。

この本はそこらへんの自己啓発書とは違って、効率よく経済的に豊かになる方法を遺伝、進化、経済などの観点から具体的に解説しています。もちろんこれを読めばお金持ちになれるわけではないですが、人的資本を高める一助となること間違いなしです。

生活

Posted by むれ