多すぎる本の中から読むべき本を見つける方法


本が多すぎる

人は誰しも賢くなりたいと思い、様々な本を読もうとします。その需要に応えるように、市場には非常に多くの本が並んでいます。しかし人生は有限で、全ての本を読み尽くす時間はありません。今回は効率よく知識を身につける方法を紹介します。

小説やエッセイなどの娯楽関連を除くと、全ての本が全く異なる内容で書かれていることはあり得ません。

例えば社交術の本なら社交スキルで共通の部分が多いはずです。参考事例などは異なるでしょうが、中心となるスキルに関する内容は一緒です。これは人生論、仕事術、収納術、社交術など普遍的な知識を扱う分野全てに言えることです。

書店に行くとビジネス書のコーナーに社交術に関する本がたくさん置かれています。ただこの手の自己啓発書は元をたどれば一冊の本に行き着きます。

それはデールカーネギーの「人を動かす」です。この本はあらゆる自己啓発書の原点となった名著で、他の自己啓発書はこれの二番煎じと言っても過言ではありません。

つまり自己啓発に関するエッセンスはほとんどこの本に書かれており、それ以外の自己啓発書を読む必要はないのです。

読むべき本は4万分の1

アマゾンで自己啓発の本を検索すると4万件ヒットします。全てを読もうとすれば一生かかっても足りないでしょう。しかしこの中であなたが読む必要があるのはデールカーネギーの「人を動かす」だけです。それ以外は無理して読まなくてもいいのです。

もうこれで書店に行ってどの自己啓発書を読むべきかで悩むことはなくなります。他の自己啓発書には目もくれず、「人を動かす」だけを手に取ればいいのですから。仮に別の自己啓発書が大人気で図書館で借りることができなくても落ち込むことはありません。あなたは「人を動かす」だけを読めばいいのですから。

アドラー心理学

最近ではアドラー心理学を扱った自己啓発書も増えており、その中でも「嫌われる勇気」という本が大人気のようです。私も本屋で立ち読みしていましたが、アドラー心理学の基本的な知識を会話形式にして文字数で薄めた感じでした。

既にアドラー心理学の基礎を知っているなら、わざわざ買って読む必要はありません。知らなかったとしても、もっといいサイトがあるので、やはり買う必要はありません。

それはマンガでわかる心療内科です。そのサイトでもアドラー心理学に関する項目があり、そちらの方が高密度でわかりやすく説明されています。しかもウェブサイトで掲載されているので、無料で読めます。もっと快適に読みたいなら電子書籍の単行本を買うといいでしょう。

結局私が言いたいことは、アドラー心理学の実用的な部分だけを知りたいならそのサイトを読むだけで十分だということです。

他にもアドラー心理学に関する本はたくさんありますが、大半はアドラーさんの理論を無駄な文字数で肉付けしているだけです。文字数で希釈した本を何冊も読むくらいなら、マンガでわかる心療内科を読んで実践した方がはるかに有意義です。

一冊の良書を読むべし

現在の日本の出版業界では、本は消費される娯楽に成り下がっています。非常に多くの本が生み出され、そのほとんどが誰にも知られずに消えていくのがその証拠です。

ここで流行に飲まれるように、次々と本を読むのはバカのすることです。賢い人間なら膨大な本の中から自分に本当に必要な本だけを選んで、何度も読んでその知識を頭に刻みつけます。

もう一度言いますが、私たちが読むべき本はその分野の良書1冊だけです。それ以外は私たちの本を選ぶ邪魔をするノイズでしかありません。

ショーペンハウエルの「読書について」でも書かれているように、読む価値のない本を読んで自分の時間を削ることだけはないようにしましょう。本は私たちの生活を豊かにするための道具です。その道具に私たちの人生が蝕まれてはならないのです。


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アスペルガーであることを受け入れつつも経済的に自由になるために奮闘するブロガーです。 アスペルガー独特の自由な観点から、様々な記事を投稿します。

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