果たしてこれから学歴に意味はあるのか?


日本の学生が高学歴を欲するのは、大企業の正社員になるためです。正社員には昇給があり、ボーナスもあり、福利厚生が充実していて、何より解雇されるリスクがほとんどありません。これはもう特権といってもよいでしょう。

しかし、この雇用システムも軋み始めており、企業は以前ほど利益を出せなくなっていて、膨大な人件費と解雇規制に苦しんでいます。

高い人件費を払い、解雇もできない正社員をこれから先いったい誰が雇うのでしょうか。ここで一つの疑問が出てきます。もし大企業が正社員の採用を辞めたら、わざわざ無駄に高い学費を払って大学に行かせる親がいるだろうかということです。

大企業が学歴の高い人材を欲しがるのは、優秀である確率が高いからです。実際学歴で差別せず筆記試験で採用する人を決めた会社もあったのですが、試験に合格したのは学歴の高い人達でした。頭が良ければ学歴が高くなりますし、仕事も簡単にできるでしょう。学歴で人を判断するのはそれなりに合理的なことなのです。

正社員として入社するには大卒であることが必須条件でしたが、正社員以外の働き方が優位になったらどうなるのでしょうか。独立してビジネスをするのに大卒の肩書きは必要ありません。正社員として就職する必要がなくなれば、大学に行く人間は激減するでしょう。

学費が高い上に、教育システムも非効率で、わざわざ行く必要を感じません。知識を獲得し、思考力を高めるだけならば他にも手はあるはずです。インターネットが普及した今なら有益な情報が簡単に得られます。

大学が生徒を引き込みたいのであれば、学んだことでビジネスをする方法も教えるべきです。例えば芸術学科では絵の描き方だけでなく、その売り込み方も教えるようにすべきです。生徒が本気で芸術で生きていきたいなら、自立してお金に困らないようにしましょう。お金さえあれば人は生きていけますから。

しかし日本では芸術とお金を結びつけることを嫌う風潮があるので、芸術で成功したければ海外へ売り込むべきでしょう。

日本人はなぜ芸術で金もうけしないのか

『芸術の売れるか否かは信用しかない』村上隆が感じる日本の現代美術市場及び若手陶芸家の問題点

自分も大学で語源学を独学で学びましたが、その学問単体ではお金を生み出しません。英語教材として電子書籍で出版したり、ブログ形式にして広告収入を得たりして、初めてお金が得られます。この手法を思いつくまでに時間がかかりましたが、大学でこうしたことを教えてもらえれば、もっと希望をもって大学生活を過ごせたはずです。


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