Kindle出版してみたので販売戦略・売上などをまとめてみた


Kindle

私はブログ運営とは別に電子書籍も出版しています。この記事ではKindke出版でどれくらい儲かったのか、どの分野で攻めていくべきなのかについて述べていきます。

Kindle出版始めました!

ついにKindleに自分の著書「まるごと英語 語源編1」を出版することができました。自分の作ったものが世にでるのはけっこう嬉しいものです。

自分は学生のころから英語を効率よく学ぶ方法を研究してきました。その理論が電子書籍という市場でどこまで通用するのか、どれくらい受け入れられるのか楽しみです。

結果がそのままお金になって返ってくるのでモチベーションも上がります。たくさん売れるといいな!

タイトルの「まるごと英語」は日本語訳や解説を抜きにして、純粋に英語だけを楽しんでもらいたいと思って付けました。

果実をまるごとかじりついて食べるように、英語を英語のまま、美味しい部分だけ味わってもらいたいと考えています。語源編では英語の語源毎に単語を挙げて、それぞれの単語を英語で解説しています。

語彙力を高めたいなら語源を学ぶのが効果的と高校のときの参考書で読んだので取り入れてみました。語源学は大学生のころに熱中しましたが、なかなか面白いですよ。

表記が全て英語なので洋書コーナーで販売されています。他の英語教材と勝負したかったので、ちょっと残念ですね。

お値段は5ドル、2015年8月23日現在の相場では622円で、そのうちの70%の435円がロイヤリティとして自分の売上になります。

Kindle出版の良い所はすぐに修正ができるところで、夜のうちに訂正しておけば朝には更新完了のメールが届きます。

今日はページのレイアウトを良くするため改ページを行いました。改ページとは、例えば一つのページ内に一つの段落ともう一つの段落が途中まで書かれていると見栄えが悪いので1ページ毎に1段落にしましょうというものです。本書では1単語毎に1ページ使っているので、読むときはその単語だけに集中できます。

売れない理由を考えてみる

まるごと英語 語源編がKindleの洋書部門、reading skillsとvocabularyにて1位を獲得しました!

しかしまだ4冊しか売れておらず、現実は厳しいものです。日本での電子書籍の市場は伸び盛りですが、まだ大きくはありません。

電子書籍が紙の本の地位を奪うかもしれないと言われていますが、下記のサイトの図の通りそんな日は当分こないでしょう。下克上の日はまだ遠いですね。もっとも出版業界は衰退の一途をたどっているので、安心もできないのですが。

電子書籍情報まとめノート

スクリーンショット 2015-10-13 17.21.43

洋書コーナーは小さい市場の中のさらに小さな部門なので、1冊売れただけで順位が跳ね上がります。最初は何かの間違いだったと思っていましたが、そう考えると辻褄が合います。

そもそも日本の英語学習で多読は主流ではないので、英会話、フレーズや単語の暗記、文法解説の本がよく売れます。しかしkindleの洋書部門を見てくれないと自分の著作は目に留まりません。

ランキング1位を獲得しても売れなければ意味がありません。そこでセールか無料化を行い、収益を犠牲にして認知度を上げていきます。

自分は無料化を選びました。セールは1ヶ月間価格を維持しなくてはならず柔軟な価格対応ができないからです。市場での評価も資産の一部です。無料セールは収益機会を広告費として支払ったと考えています。

無料化はKDPセレクト期間中90日間の間に5日間行えます。ネットでものを売るならまずは評価から。好評化のためにも商品の高品質化から始めることをおすすめします。

(追記)
無料化やセールは小説やマンガの方が効果が高そうです。1巻を無料にして多くのひとに読んでもらうことで、2巻目以降の購買意欲を掻き立てるのです。自分も「新宿スワン」というマンガでこの作戦に引っかかり、10巻くらい続けて買ってしまいました。

一方、自分の出版しているまるごと英語は英語教材なので、続きが気になって読みたいということはありません。1冊目が良かったから2冊目も読んでみたいなという方もいるかもしれませんが、2冊目の出版には至っていません。

日本人が英語を書くのって疲れるんですよ。しかも、扱う単語がマニアックなものばかりで、
その都度法や医療などの専門知識を仕入れないといけません。かなり労力を使うので、語源への愛なくしてはできませんね。

英語教材はライバルが多い

自分はKindleで英語教材を販売しています。そこでライバルの数を確認しようとkindleで「英語」で検索をかけると300万件もの検索結果がでました。典型的なレッドオーシャンですね。

まるごと英語シリーズは洋書のカテゴリーになりますので、上位は狙いやすいですが、英語教材一括りで見ると、上位に食い込むことができるだろうかと不安になってしまいます。

学術関連はライバルが少ない

今はまるごと英語元素編を作成中で、研究材料としてkindleで「元素」検索をかけてみると30件くらいでした。

次の題材として考えている「星座」で検索をかけてみると、こちらは400件くらいで、大半はマンガか星座占いとかでした。こうしたマーケットで星座に関して学術的に書いた本を出せば、天体観測とかが趣味の人が買ってくれたりして、一人勝ちできるのでは無いでしょうか。

これはKindleだけに言えることではありません。ネットで学術的もしくは専門的なワードを検索すると、古くて見難いサイトばかりが表示されます。

こういった分野できちんとしたサイトを作り、さらにきちんとしたKindle本も作ってリンクで繋いだりすれば、そこそこ稼げるのでは無いでしょうか。ブルーオーシャンは案外身近な場所にあるのかもしれません。

Kindle出版の売り上げ発表!

Kindle出版を始めて今日で1ヶ月です。売上を報告していきます。8/23-9/22で3万円くらいになりました。

Kindle 売上

売上の3分の2を占めていたのが、まるごと英語の語源編でした。2万円くらいです。強気の価格設定なのにそこそこ売れたのはランキングのkindle洋書のvocaburalyとreading skill部門で1位を維持していることにあるのかもしれません。

表紙や説明、レビューでは嘘を書くこともできますが、ランキングはごまかせません。地味な表紙でも売れたのは、コンテンツをしっかりと作りこんだからでしょう。英文200ページ分(20,000語)書くのに3週間かかりましたから。

一方、まるごと英語の動物編、武器編、元素編は1,500円前後でした。こちらはボリュームが10分の1くらいで3日もあれば仕上がりますが、労力に見合った分しか稼げていないです。

ちなみに無料配布数のグラフの大きな山はまるごと英語シリーズプロモーション用の本「英語は多読に限る」です。日本語での記述になります。

順位の安心感

順位というものは便利な指標で、内容を精査せずとも1位を選んでおけば大きな失敗はありません。最も多くの人が選んでいるという安心感もあります。

仮にまるごと英語語源編2が出たとしたら、読者はそれがまるごと英語語源編1と同じようなクオリティだと考えます。語源編1で培ったブランドが語源編2の販売でも活きてきます。というわけで、語源編2の制作に取り掛かろうかと思います。

もったいない1ヶ月

私はpagesでkindle出版用の文章を作成していましたが、今にして思えばもったいないことをしました。

ブログとして公表しながら書いていれば、その内容が検索エンジンに引っかかり、ブログの認知度を高めてくれたかもしれません。せっかちな自分にとって1ヶ月は長い時間です。

ブログの認知度が本格的に上がるのは半年以降だとおもうので、忍耐力が試されます。ブログで内容をためてから、Kindle出版すべきでした。

出版の目的は収益ではなく、無料キャンペーンによる認知度アップです。このやり方がどこまで通用するのか早く試してみたいものです。

(追記)
電子書籍内のリンクによるアクセスアップは効果がありませんでした。まず電子書籍の購入までに労力的なハードルがあります。

電子書籍を読むにはリーダーを買わなくてはならないと思われています。実際はKindleのアプリを入れれば、iPhoneやandroid端末でも読めるのですが、認知度はまだまだ低そうです。

そしてKindleストアでは宣伝用に価格をずっと無料にすることはできません。情報を得るのにわざわざお金を払うのは、心理的にハードルの高いことです。

無料で読めていたマンガが有料になったら「じゃあ、いいや」と読まなくなり、そのうち興味がなくなってしまうこともあるのです。電子書籍で儲けようと考えている方は、情報にお金をかけることのハードルを知っておいたほうが良いです。

ツイッター拡散戦術

今はツイッターによるブログ記事の拡散路線に切り替えています。ブログの電子書籍化もついでにやりますが、儲けは期待していません。ネットにはないレアな情報、英訳などの付加価値がないと話題にもならないと思います。そして現在はツイッターのフォロワーを増やすことに専念しています。

iPhoneのアプリで良いツールを見つけたのですが、調子に乗ってフォロー・アンフォローしすぎてしまい、1日のフォロー制限(1000フォロー)を超えてしまいました。凍結にならなかっただけマシでしょう。

ツイッターでフォロワーを管理するためにツールの使用は必須ですが、安易に有料のものは使わないようにしましょう。初めのうちは無料のもので十分事足ります。お金を掛けたほうがいいかなと思える場面でも、少し労力をかけて探せば、無料の手段は転がっているものです。

これからの先行き不透明な社会を生き抜く上で、お金に頼り過ぎるのは危険だとも考えています。ネットビジネスは収入が安定しているとは言い切れないので、投下する資本は抑えておくのが賢明です。

Kindle販売戦略

kindleでの販売戦略について有益な情報が手に入ったのでまとめておきます。

kindleを売る上での基本は「小分けにして」売ることです。有名なマンガや本ならともかく無名の著者の本を1,000円近くだして買うケースはあまりありません。

1,000円の本を売るなら4冊に分けてそれぞれ250円で売ったほうが購入へのハードルも下がります。ですのでKindleで70%のロイヤルティがもらえる最低価格の2.99ドルで多くの種類を出せば儲かるはずです。

儲かるはずだったのですが、まるごと英語シリーズの動物編、武器編、元素編はさっぱり売れず1日平均2冊くらいでした。

そこで思い切ってKindleの最低価格0.99ドルに下げました。こちらは一冊あたりの利益は40円です。利益を維持するには変更前の6倍の冊数が売れればよいということになります。つまり1日平均12冊売れればよい計算になります。

価格変更は9/10に行いました、1週間後に平均値を出しましょう。

(追記)
価格を大幅に値下げしても売上冊数はあまり変わりませんでした。kindleの洋書コーナーを見る人は少ないからでしょう。このまま続けていても月収2万円が関の山なので、ブログ運営に切り替えることにしました。

とうとうお金が振り込まれました!

Kindle出版で得られた収益が今日銀行に振り込まれました。8月分の売り上げが11月の半ばに振り込まれたので、お金がもらえるのは当月末から2ヶ月半くらい後になります。

8月の売上げ額は4,342円で、実際に振り込まれたのは4,200円です。140円くらいは銀行側の手数料でしょうか?

まあとにかくきちんと振り込まれて良かったです。これは初めて自分でビジネスをして稼いだお金です。自力で稼ぐことの実感が得られました。

支払通知書

Amazonから支払いを受ける前には支払い通知書がメールで送られてきます。

英語で書かれていますが簡単にまとめると、「支払いをお知らせします。支払日から2−5営業日後に銀行に振り込みます」ということです。単なるお知らせなので気にする必要はありませんが念のため。

手続きは簡単

Kindle出版で収益を得たとしても、お金を受け取る手段が必要です。そのためにまずはアカウントに支払い先の銀行を登録します。特に面倒な手続きはなく、通帳番号や店番号を打ち込むだけです。

これで手続きは完了です。あとは放っておけば、書籍の売り上げが自動で銀行口座に振り込まれます。

いかがでしょうか?ネットビジネスというものは意外と簡単なのです。動画サイトの契約やネットショッピングと同じ感覚で手続きができます。

楽なのは手続きだけ

ただ大きな収益を出すとなると、相応の労力が必要です。無名の作者の本なんて買う人は少ないので、ブログで認知度を上げたり、コンテンツの質と量を高めて好意的なレビューを増やす必要があります。

ネットビジネスでお金を稼ぐ手段は簡略化されましたが、提供するサービスが良質でないと売れないのは、いつの時代も同じです。誰でもできることは簡単に真似されますし、利益もたかが知れています。

個人出版も楽ではない

個人出版というと誰でも気軽にできるイメージがあります。実際に出版するだけなら簡単にできますが、儲けを出すとなると難しいです。

特に自己啓発の本は儲かる上に誰でも書けるので、多くの人が手を出します。しかしその手の情報はネットを検索すれば無料で手に入ります。タダで手に入る情報にわざわざお金を出す理由がどこにあるのでしょうか?

また小説も個人で出版する人がいますが、儲けは期待できません。今の時代スマホがあれば様々な娯楽を享受できます。しかも無料で。

そもそも文章を読んで事柄を理解するには頭を積極的に使う必要があります。読書とは精神的に疲れる娯楽なのです。それよりも手軽にできて、頭を使わない娯楽が好まれるのは当然の事と言えます。

話が逸れましたが、ネットビジネスで成功したいなら需要をきちんと把握しましょう。誰も求めていないコンテンツを生み出しても売れないのは当然です。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です