若者が貧困から抜け出すにはどうすればいいのか?

2017年10月6日

最近は若者の貧困が社会問題となっています。いくら働いても低賃金で、欲しいものも満足に買えず、その日暮らしの毎日です。結婚や子育てを考える余裕なんてありません。今回は若者の貧困の実態がどの程度のものなのかをデータを用いて解説します。

若者の平均年収

まずは若者がどれくらい稼いでいるのかから調べてみましょう。転職Hacksというサイトによると20代前半の平均年収は248万円で、社会保障費を差し引いた実質的な手取りは200万円です。これを12ヶ月で割ると、毎月の手取りは16.5万円くらいになります。ただこれは正社員を入れた平均です。フリーターなら平均年収は150万円になり、社会保障費を差し引いた実質的な手取りは月収で12万円程度です。これが高いか低いかは生活費と比較すればわかることです。

若者の生活費

まずは生活費の中でも一番ウェイトの大きい家賃から調べます。SUUMOの調査によると20代一人暮らしの平均家賃は6.5万円です。食費の平均が4.5万円、光熱費・通信費がそれぞれ7000円、交通費・交際費がそれぞれ1万円、娯楽費が3万円です。全て足して17万円くらいですね。正社員の若者の手取りが16.5万円なので完全に赤字ですね。娯楽費などを切り詰めれば生活費は12万円くらいで抑えられそうですが、それでも若者の生活がギリギリであることに変わりありません。

他国と比較して

2010年の日本の貧困率は16.0%とOECDの平均11.3%を大きく上回ります。同年のアメリカの貧困率が17.4%で、日本はアメリカに次ぐ貧困大国といえます。

社会保障が不十分

なぜ日本には貧困者が多いのか?その理由は政府が十分な支援をしていないからです。日本の生活保護費がGDPに占める割合は0.5%で、OECD平均の3.5%よりはるかに低いです。日本では高齢者の社会保障費の負担が重すぎて、若者や貧困者に支援を施す余裕がないのです。また日本では生活保護を甘えとみなす考え方が強く、不正受給を防ぐことに論点が動きがちですが、実際には生活保護を必要としている人はたくさんいるのです。

実際に不正受給の割合は0.45%とごくわずかです。しかもその不正受給の半分近くは働いて得たお金を申告しなかったことが原因です。生活保護を受けている間は収入があれば申告しないといけませんが、それを怠る人も多いです。本来は生活保護のケースワーカーが事前に説明しないといけませんが、人手不足でその余裕がないからです。

貧困から抜け出すには?

日本政府の貧困対策はお世辞にも十分とはいえず、今でも貧困にあえいでいる人は数多くいます。しかしここで文句を言っても何も始まりません。貧困者個人たちが貧困から抜け出すために具体的に何をすればいいのかについても軽く触れておきます。

貧乏から抜け出すために必要なもの、まずはお金です。では十分なお金を手にするためにはどうすればいいのでしょうか?お金持ちになるための手段は大きく分けて3つです。

  1. 収入を増やす
  2. 支出を減らす
  3. 投資の運用利回りを高める

お金持ちになるための方法はこの3つだけで、これ以外には存在しません。ただ3番目の投資に関しては投資額が大きくなければ、十分な効果が得られません。貧乏人が使える手段は実質的に2つだけです。

収入を増やすには?

高賃金の仕事に就く

収入を増やすにはどうすればいいか?一番簡単なのは賃金の高い仕事に就くことです。フルタイム労働者なら時給が200円上がるだけで、月給が35000円もアップします。中小企業の正社員のベースアップが毎年1万円であることを考えるとこれは大きいです。

肉体労働なら時給はよくて1200円程度ですが、供給の少ない頭脳労働ならスキルを磨けば時給2000円や3000円も可能です。技術を磨いて少しでも時給の高い職を転々とする。現代の労働市場ではこれが理想的な働き方なのですが、日本では正社員の雇用解雇規制により転職が難しくなっています。これが日本の労働市場・労働環境を悪化させる原因にもなっていますが、ここでは関係ないので言及しません。詳しくは下記の記事をご覧ください。

日本の劣悪な労働環境の原因!正社員の雇用解雇規制に迫る!

フリーランス・個人事業主になる

手に職をつけるタイプの仕事の人はフリーランスになるのもいいでしょう。派遣会社などを通さないので報酬が中抜きされず、実質的な収入アップにつながります。また個人事業主となることで厚生年金から国民年金に切り替わるので、社会保障費を減額することもできます。さらに経費をたくさん計上して所得を圧縮すれば、国民年金・所得税の支払いも減らすことができます。日本ではサラリーマンよりも個人事業主の方が圧倒的に優遇されているので、個人事業主になるのは良い選択肢です。

個人事業主になることで使える節税テクニックに関しては下記の本を呼んでください。マイクロ法人を活用してお金持ちになる手法が書かれています。

副業をする

転職や独立がまだ怖いなら、小さな副業から始めるのもいいでしょう。今ではインターネットを通じて誰でもビジネスを始められます。個人的なオススメはブログ・アフィリエイトです。自分でサイトを開設して広告をはり、読者を呼び込んで広告収入を得るのです。

初めてブログをするならはてなブログがオススメです。数ある無料ブログサービスの中でも比較的使いやすく、好きに広告を貼ることもできます。カスタマイズ性が低いのが欠点ですが、はてな村のコミュニティがあるので、ちょっとした記事でもアクセスを稼げます。

はてなブログとは

ブログを書くことに慣れてきた人は自分でサーバー契約をしてwordpressでアフィリエイトを始めましょう。検索エンジンに上位表示されることを狙うので、読み手を引きつける文章力が必要ですが、SEOに強くカスタマイズ性が高いので収益化に適しています。

支出を減らす

家賃を減らす

一人暮らしで最も出費が多いのは家賃です。家賃を減らせば、出費が大きく減り金回りが格段に良くなります。一番オススメなのは実家暮らしで家に数万円払えば、家賃・食費・光熱費を払う必要がなくなり、家事も分担すれば負担が大幅に減ります。家族仲が悪いなら、シェアハウスもいいでしょう。とにかく家賃を減らすことの重要性はとても高いです。

食費を減らす

毎日の食事をシンプルな食材に切り替えるだけでも食費を大幅に減らすことができます。コンビニ食品や外食、お惣菜などは意外と高いので、そればかり食べていると家計を圧迫します。

卵や豆腐、納豆などのシンプルな食材なら量が多い割に値段も安いので、少額でもたくさん食べられます。私の場合もこれらの食材をメインにすることで毎月の食費を15000円に抑えることができています。またこうした食材はタンパク質が豊富で栄養価も高いので、体の健康を維持するのにも役立っています。

社会保障費を減らす

あまり大っぴらに言うことはできませんが、金持ちになるための最良で確実な手段は税金を払わないことです。税金の控除をフル活用して毎年数百万円の節約をすれば、高齢者になる頃にはお金持ちになっているはずです。フリーランス・個人事業主になればこうした税控除をフル活用して、節税しまくることができます。

まとめ

貧乏人はなぜ貧乏なのか?その原因を自己責任と言ってしまえばそれまでですが、それ以外にも理由はあると思います。それはお金の知識が十分にないことです。日本ではお金に関する教育には消極的で、お金に無知な若者が数多く生まれてしまいます。若者が無知により貧困にあえいだとしても、政府はその責任を取ってくれません。

だからこそお金に困っている人はお金に関する知識を身につけるべきなのです。お金に関する信用できる情報が欲しければ下記の本がオススメです。これを読んでマネーリテラシーを高めて、この残酷な社会を生き残りましょう。

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