健康保険は割に合うの?


私たちは毎月高額の健康保険料を支払っています。それが割に合うかどうかを検証します。

まずは医療費の計算からです。生命保険文化センターのデータによると1日の医療費の自己負担の平均は21,000円となっています。これは健康保険に入っている場合の話で実際の医療費は70,000円になります。

平均の入院日数

さらに同ソースのデータによると、平均の入院日数は32.8日になります。しかしこの平均日数は65歳以上の高齢者が平均を大きく押し上げています。

私は15-34歳のグループに該当するので12日で計算します。この年代層では1回の入院で840,000円の医療費がかかり、3割負担だと250,000円になります。

平均の生涯入院回数

またこちらのOK Waveの回答では人が生涯に入院する回数は8回と述べられています。人が10年に1回入院すると仮定すると年額84,000円、月額7,000円用意できれば、保険に入ることなく医療費をカバーできる計算になります。

正社員の健康保険料

次は健康保険のお話です。中小企業が加入する協会けんぽの保険料率は平均9.5%です。保険料は会社と従業員で折半して支払いますが、今回は支払額全体で見ていきます。

大卒初任給の平均は198,000円ですが、便宜上200,000円とします。すると支払う保険料は月額で19,000円、年額で228,000円となります。

計算していて思いましたがこの比較にはあまり意味がありません。正社員として雇われている限り、健康保険への加入は強制になります。割に合わないから払わないという選択肢が取れないのです。

では加入が任意の国民健康保険で考えてみましょう。こちらの画像で保険料を計算することができます。

フリーターの健康保険料

まずは年収150万円のフリーターを例にとってみます。扶養家族及び介護保険加入者はいないものとして計算します。

医療分保険料は平等割が33,000円、均等割が20,000円、所得割が93,000円の合計146,000円となります。

さらに後期高齢者支援金分保険料は平等割が12,000円、均等割が7,000円、所得割が33,000円の合計52,000円です。

この2つを合計した198,000円が年額の保険料になります。月額で16,500円ですね。

自営業者の健康保険料

次は所得500万円の自営業者を例にとります。条件は先の例と同じで、変わるのはそれぞれの保険料の所得割の部分だけです。

所得割はそれぞれ397,000円、143,000円となります。支払額は全てひっくるめて612,000円です。月額では51,000円です。

フリーターと比べて年収は3.3倍、保険料は3倍になっています。

最後に所得1,000万円の自営業者の例を計算します。この場合は年間限度額に到達するので、医療分保険料の520,000円と後期高齢者支援分の170,000円の合計690,000万円を支払います。月額57,500円です。これ以降はどれだけ儲けても保険料が上がることはありません。

年収が増えると割に合わない

年収が上がるにつれて支払う保険料は増えていきます。しかし年収が増えれば入院回数や医療費が上がるわけではありません。

自営業ならばある程度の貯蓄を確保できれば保険に入らないのが正解のようです。そもそも保険とは確率の低い金銭的な損失に備えるための仕組みです。医療費を払いきれるだけの資産があるなら、保険に入る必要はないのです。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です