文系向けにプログラム言語の概要をまとめました


文系だけどプログラム言語の概要が知りたい人のためにまとめてみました。専門用語はなるべく使わないようにしています。

C

Cの特徴はその自由度と汎用性の高さです。コンピューターでできることのほとんどはCで実現でき、ゲームや機械、システムの管理など幅広い用途で使われています。

またCは非常に多くの人が使うので、サンプルコードも豊富で学習が容易です。また多くの言語がCをベースにしているので、Cを学んでおけば他の言語が習得しやすくなります。

C++

C++はCにオブジェクト指向の拡張を行った言語です。

オブジェクト指向とはプログラムの操作手順ではなく操作対象に重点を置く考え方のことです。例えば私たちは車を操作するのに車の内部構造を知る必要はありません。アクセルやブレーキを踏んで、ハンドルを動かせば、自在に運転できます。

この「物」と「操作」の組み合わせがオブジェクト指向の考え方です。ちなみに数ある言語の中でも構文が複雑で、習得に時間がかかるのが難点です。

C#

C#はマイクロソフトによって開発され、.Net Frameworkの開発言語として使われています。.Net Frameworkとはマイクロソフトによって開発されたアプリケーション用の開発環境のことです。

マイクロソフトの製品にはこのC#が使われています。Windowsで何かを開発するときはこの言語が使われます。

Objective-C

Objective-CはアップルのMac OSやiOSで使用される言語です。iPhoneのアプリを作ってみたいという方はこの言語を使うことになります。ただしObjective-CはCをベースに作られているので、Cの理解が乏しいと苦戦します。

Java

JavaはCとC++をベースにして作られたオブジェクト指向の言語です。プラットフォーム(Windows, Mac OSのこと)に依存せず開発できるので、携帯電話から大規模システムまで幅広く使用されています。

JavaScript

JavaScriptはブラウザ上で使われる言語です。Javaとは全くの別物です。web上でアニメーションが出てきたり、ゲームができたりするのはこの言語のおかげです。Google Mapもこの言語で動いています。Web業界で生きていくなら必須の言語です。

ただし欠点もあり、ブラウザ間で実装が違うので、異なるブラウザでは表示がしにくいです。その問題点を解決してくれたのがjQueryというライブラリです。これを使えば異なるブラウザでも問題なく表示されます。

Scala

ScalaはJavaと同じように使える言語ですが、より簡潔に書くことができます。少ないコードで記述できるので、その分生産性も向上します。まだ歴史の浅い言語ですが、ポテンシャルは高そうです。

Python

Pythonは可読性と扱いやすさに優れた言語です。文法が簡潔で初心者にも扱いやすい一方で、
グーグルやヤフーなどの有名企業でも使われています。欧米では人気ですが、日本ではあまり浸透しておらず、参照できるソースも少ないのが現状です。

Swift

SwiftはiOSとOS Xのために開発された言語です。アップルのOSにはObjective-Cが使われていましたが、難易度が高く初心者にはとっつきにくい言語でした。Swiftは見た目がとっつきやすく、実行環境も手軽なため、初心者には敷居が低くなるはずです。

Ruby

Rubyは日本人によって開発された言語です。名前の由来は開発者の同僚の誕生石から来ています。日本人に馴染みやすく、習得しやすいのも特長です。開発者のスローガンは「プログラミングを楽しむこと」と「やり方は色々ある」です。

Perl

Perlもクロスプラットフォームなので、Windows、Mac OS、Linuxで使用できます。コンパイルが不要なため、ソースプログラムがすぐに実行できます。

コンパイルとは人が書いたコードを機械が理解できるように翻訳する作業のことです。ちなみに人が書くコードのことを高級言語とも呼びます。

またほとんどのCGI環境ではPerlが使われています。CGIとはパソコンからWebサーバーへ変化を促す仕組みのことです。例えばネットの掲示板に書き込みをすれば、それがサーバーに書き込まれ、誰でも見れる状態になります。CGIはネットの掲示板やショッピングカートに使われています。

PHP 

PHPはWebアプリでの使用を目的に作られたスクリプト言語です。スクリプト言語は少ない記述で実行できるので、初心者でも簡単に習得できます。

PHPの理解のために、まずはHTMLの説明から。HTMLとはブラウザ上で何かを表示するために作られた言語です。しかしHTMLは静的なので、サイトの内容を容易に変えることができません。そこでこのPHPをHTMLの中に埋め込むことで、サイトの更新を容易にするのです。

PHPはブログや掲示板、サービスの予約システムなどのWebサービスでよく使われます。ホームページを作る時に学んでおくと作業効率がアップします。

VisualBasic

VisualBasicはマイクロソフトによって開発された言語です。Basicという名前の通り初心者からでも気軽に始められますが、オブジェクト指向も組み込まれているので、ビジネスでも使用可能です。C#とライバル関係にありますが、日本ではVBの方が資料が多いです。プログラマの記述量が少なくて済むので、作業効率が高いのも特長です。

ActionScript

ActionScriptはFlashに使われるプログラムです。JavaScriptの仲間みたいなものです。動きのあるサイトを記述するのに使われます。

Flashの再生には専用のプレイヤーが必要となり、モバイル端末では表示できません。2000年ごろまでは流行っていましたが、動作が重い、コピペができない、SEOに弱いなどデメリットも多いので、今はもう落ち目の言語となっています。

COBOL

COBOLはプログラムが苦手な事務員向けに開発された言語で、英語に似た文法で書かれています。

英語が得意なら読みやすいですが、その分コードが無駄に長くなり効率は悪くなります。数式なら1行で済むデータもCOBOLでは10行近く書くこともあります。

多くのプログラマは効率性を求めるので、COBOLは人気がありません。しかし政府関連の事務作業ではまだ使われているので、根強い需要があります。


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