理容院って儲かるの?


私たちの住む町には床屋さんの店舗が数多くあります。参入している人が多いということは意外と儲かったりするのでしょうか?今回も具体的なデータを踏まえて説明していきます。

理容院と美容院の違い

まずは基本情報から。理髪店は理容所と美容所の2つに分けられます。理容所は髪を切って、顔を剃ることを本業としますが、美容所はパーマをかけたり、髪を染めたりして美しくすることが目的です。

店舗数は減っている

こちらのデータによると、現在理容所は13万店存在します。グラフでは理容所は減少傾向にあり、理容師の数も激減しています。理容師の多くが高齢者であり、後継者がいないことも理容所の衰退を促しています。

年収は低い

一方美容所は23万店存在しており、店舗数も増加しています。背景としては、廃業届の不徹底がありますが、他にもネイルサロンなどの台頭も要素としてあげられます。

こちらのサイト、資格の王道によれば美容師は国家資格ですが、年収は260万円と平均よりも低めです。美容専門学校で2年間勉強して、こんな収入では割に合いませんね。

客数は意外と少ない

次は理容業全体を見ていきます。厚生労働省のデータによると、理容院は高齢者が個人で経営している店舗の割合が多いです。1日の客数の平均は平日が10人、休日が14人です。

下手に値下げして千円カットでも始めてしまうと、平日は収入が1万円になってしまいます。少し割の良いバイトの日給レベルですね。

料金はちょっと高い?

ちなみにサービス料金の平均は、総合調髪では3,700円になります。先ほどの客数のデータをもとに、客が全員総合調髪をしてもらうと仮定すると、年間売り上げは1,400万円くらいになります。

人件費が多くを占める

意外と儲かる?と思われるかもしれませんが、人件費を引くのを忘れてはいけません。理容師の平均年収は260万円、1店舗あたりの平均従業員数は3.8人です。

だいたい年間1000万円くらいの人件費がかかります。典型的な労働集約型産業ですね。そう考えると経営者の所得は結構ギリギリです。

しかも先ほど挙げた客先の平均はあくまでも平均なので、実際は千円カットに客を多く取られているでしょう。サービスに大きな差がなければ誰だって安いところにいくはずです。

となると平均的なカット料金を提示している理容院はよほどうまく客を呼び込まないとサラリーマン以上に稼ぐことはできないようです。


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